2017年08月26日
学術薬剤師の仕事内容と転職に必要なこと
医薬品の副作用に関する情報などを調べて、文書にまとめ関係者に報告するのが学術薬剤師です。販売している、もしくは販売予定の医薬品の効能や副作用に関することで、医師やMRから問い合わせがきた時に回答できる知識が求められます。
医薬品を営業するために使うマーケティング資料を作るのも、業務に含まれているのが特徴です。海外から輸入した医薬品の情報を集める場合は、海外の担当者と英語でやりとりする能力が必要になります。症例の報告書も英語で記載されているので、読む力も身につけておくと安心です。
このような学術薬剤師は土日が休みのことが多く負担があまり重くないのが、魅力になっています。デスクワークが基本なので人間関係上でのストレスを避けたいという方も検討してみましょう。また、規模の大きい会社が募集していることが多いので託児所が完備されていることも多いです。
求人の問い合わせの段階で問い合わせておきましょう。学術薬剤師の募集はほとんど正社員だけとなっています。高い英語力や修士号取得以上を要求されることがあるので、転職を考えている方は条件にあっているか確認するのが大事です。
企業求人での数が少ないこともあり、倍率が高くなっています。求人サイトでは情報が非公開となっていることが多いため、転職支援を行っている会社を通してしか応募できないケースも存在します。まずは、医療関係の転職に強い支援サービス会社を探しましょう。